こんにちは、鎧谷つかさ(@B5pKUteU1CYpJBM)です。
10月12日に球団ホームページで石原慶幸選手が今シーズン限りで現役引退するを発表しました。
そして、10月16日にマツダスタジアム内で引退記者会見を行いました。
記者会見での一問一答は以下の通りでした。
一問一答
引退はいつ決断したのか
<石原慶幸>
「最終的に決めたのは、2軍に落ちた後、1軍に戻ったあたりから。」
引退を決断した理由は
<石原慶幸>
「チームの為になっているか、なっていないのかを自分なりに考えて、野球選手としてチームの力になれないのであれば引退しようと思っていた。」
プレー面での変化はどのように感じていたか
<石原慶幸>
「年々試合に出ることも減ってきていましたし、試合をベンチで見ている中で、若い子と一緒に練習する中で、自分がどういう立場なのかも分かっていました。そういうのも踏まえて決めました。」
引退の相談は誰かにしかのか
<石原慶幸>
「相談はしてないですね。自分で決めました。」
家族の反応は
<石原慶幸>
「“お疲れ様”という言葉をいただいた。」
それ以外には
<石原慶幸>
「急に伝えたという感じではなく、もしかしたら近いうちに(引退)とは喋っていたので。」
球団の反応は
<石原慶幸>
「鈴木さん(球団本部長)に報告をさせていただいて、“本当にやめるのか”というお言葉をいただいたので、“決めました”と言いました。鈴木さんとは、チームのこととか本当に色々話しをさせていただいて。自分が若いころから、今に至るまでいっぱい色んな話しをしたので。鈴木さんも気持ちを分かってくれていると思います。」
カープで過ごした19年はどんな時間だったか
<石原慶幸>
「今こうやって引退を決意して振り返ると、すごく幸せな時間でした。今は短く感じます。あっという間に過ぎました。やっている時は長く感じたましたけど、いざ決断してからは短く感じます。」
低迷期や3連覇を経験し、選手としてどのように感じていたか
<石原慶幸>
「自分が入団してから勝てずにBクラスにいることが多く、その中で3連覇できたというきっかけは黒田さんが帰って来られたのが大きかったと思います。」
黒田博樹氏、新井貴浩氏がカープに復帰して、チームはどう変化したのか
<石原慶幸>
「チームの為に、みんなの為にという気持ちが(強くなった)。投手最年長の黒田さんや野手最年長の新井さんが自ら示してくれていたので、若い子にもすごく良い影響になりましたし、その辺が変わって本当のチームになりました。」
カープで優勝経験して良かった部分は
<石原慶幸>
「ずっと勝てない時期がある中で、3連覇させてもらえましたけど、自分の中では25年ぶりの優勝が印象深い。3回とも嬉しさはあるけども1番記憶に残っています。」
あの時、勝利した東京ドームの光景は鮮明に残っているか
<石原慶幸>
「はっきりと覚えています。初めての(優勝)経験だったので、どうしていいのか戸惑いの中でプレーしていたことも鮮明に覚えています。」
印象に残っているプレーや試合は
<石原慶幸>
「どの試合も色んな思い出がありますし、1番を決めるのは難しいですが、ずっと勝てない時期は自分の責任も感じていましたし、申し訳ない気持ちを持っていたので、その試合(25年ぶり優勝)がやっぱり記憶に残っています。」
キャッチャーとして、球団最多出場試合数できた要因
<石原慶幸>
「自分の中では必死に過ごした時間だったので、何で(球団最多出場)できたのか自分では良く分からない状態。一つは、幸いなことに大きなケガもなくプロ野球生活を送れたというのはありますけど、(試合に)出る出ないは自分で決めれることではないので、自分の中では何がと言われてもちょっと分からないです。」
キャッチャーの醍醐味は
<石原慶幸>
「やっぱりピッチャーをリードして、一人だけ反対向きに座って(グランド)全部が見渡せて、試合を動かせるポジションなのが1番の醍醐味だと思います。」
1番印象に残っているピッチャーは
<石原慶幸>
「色んなピッチャーの方を受けさせてもらいましたけど、誰か一人というのは難しいけど、僕の中では黒田さんの投げている姿や存在感が記憶に残っています。まさかもう一回一緒のユニフォームを着てやれるとは正直思っていなかったので、それがもう一回一緒のチームで戦えるチャンスをもらえて、一緒に優勝できたという思いもあってやっぱり黒田さんです。」
黒田博樹氏から教えられたことは
<石原慶幸>
「チームがどう勝つか、その為に自分に何ができるのかというのを常に考えてこられた方だったので、1番にそれを教えていただきました。」
黒田博樹氏に引退の連絡をしたのか
<石原慶幸>
「決断した時に引退しますと伝えました。“お疲れ様”というのと“まだ現役生活があるので頑張って”という言葉を掛けていただきました。」
(Twitterで石原引退に触れた)前田健太との連絡は
<石原慶幸>
「Twitterなどは疎くて、記事で知ったので、直接的なやりとりはまだしてないですが、色んな賞を逆に取らせてもらった存在のピッチャーなので、そのピッチャーがメッセージをくれるのはすごく嬉しいし、ありがたいです。」
ジョンソン、ルイスらから信頼を得た。外国人投手とのバッテリーで意識したことは
<石原慶幸>
「特には意識というのはなかったですけど、日本の野球というのも分からない中で、一緒に戦う上で色んなことを喋るようにはしていました。特別な意識はなかったです。」
(外国人投手から)信頼を得た経験は大きかったか
<石原慶幸>
「今であったらジョンソンが色々とコメントを出してくれているのが嬉しいですし、一人一人性格が違うので、色んな話ができてとても良い経験でした。」
(ファンからは)サヨナラ打の印象が強いが、何か意識していたのか
<石原慶幸>
「意識は特にないです。何とかその試合が勝てるようにとは意識しましたけど。サヨナラと言っても、打てた試合もありますし、僕の場合はデッドボールやスクイズなど色んなサヨナラを経験させていただいたので、それもすごく良い経験です。今となっては良い思い出になりました。」
チームに残していきたいものやチームへの願いはあるか
<石原慶幸>
「今はテレビで試合を見ることが多いんですけど、選手はすごく頑張っている。後輩たちは良い選手がいっぱいいる。3連覇した時のチームと今のチームは違うとは思いますけど、その時の気持ちや雰囲気は絶対覚えていると思いますし、カープというチームはみんなで同じ方向を向いて戦っていくことで勝っていくチームだと思うので、苦しくて大変なのは分かってますけど、頑張って欲しい、応援するしかない。
ケガの患部の具合は
<石原慶幸>
「今はやっと走り出しができてきた。(引退試合の時には)全力で走れるようにリハビリして頑張ります。」
ファンのみなさんにメッセージを
<石原慶幸>
「本当に良い時も悪い時もずっと応援していただいて。どの球場にいってもレフトスタンド、マツダスタジアムはもちろん、真っ赤なファンの皆さんが選手に勇気と力をいつも与えてくれていたので、感謝しかないです。ありがとうございましたというのを伝えたいと思います。まだカープの戦いが続いていくので、また一緒に選手のみなさんと戦っていってほしいなと思います。」
今後の予定は
<石原慶幸>
「自分ができるリハビリであったり、その中で若い子と動くことも練習することもあると思うので、やれることをやって過ごしていきたいと思います。」
引退後のビジョンは
<石原慶幸>
「ビジョンは全く決まってません。」

石原慶幸選手は扇の要であり、いぶし銀であり、珍プレーなどでも印象的でした。
僕は2013年5月13日(DeNA戦)で久本投手の投球を見失った際に1塁ランナーをけん制する為に砂をつかんだプレーが大好きです。
19年間、本当にお疲れ様でした!
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