こんにちは、鎧谷つかさ(@B5pKUteU1CYpJBM)です。
昨年の契約更改で、メジャー挑戦の意思表明をしていた菊池涼介選手。
2019年11月8日、鈴木球団本部長がポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認しました。
これにより、メジャー球団からの入札と入団交渉が可能になります。
その交渉がまとまると、菊池涼介選手のメジャー移籍が実現します。
カープを退団することは、寂しい限りですが、本人の挑戦を応援したいところですね。
ここで、カープに目を向けると、
来シーズンのセカンドは誰が守るのか?
菊池の穴は埋まるのか?
早くもこのような問題が発生します!
その候補となる選手のリストアップと鎧谷つかさ流の予想をしていきます。
今シーズン、菊池選手がベンチスタートだった試合で代役として出場した選手一覧です。
2019年シーズン 菊池以外のセカンドスタメン経験選手
選手 | 試合数 | 出場日 |
サンタナ | 3 | 8月24、25日、9月1日 |
曽根 | 1 | 7月6日 |
小窪 | 1 | 7月8日 |
安部 | 1 | 8月31日 |
サンプル数が少ないうえに、3試合出場しているサンタナ選手は退団。
これは、読みづらいレギュラー争いになりそうです・・・
候補選手
- 曽根 海成 #00
- 田中 広輔 #2
- 小窪 哲也 #4
- 安部 友裕 #6
- 堂林 翔太 #7
- 三好 匠 #35
- 羽月 隆太郎 #69
- ホセ・ピレラ #未定
このあたりの選手が候補になってくると思います。
本命
安部 友裕 #6
1989年6月24日(30歳) 右投左打
選定理由
- 2017年は、打率.310をマークするなど、打撃面は最も期待できる
- 送球で不安要素があるため、サード守備よりセカンド守備向きである
- メヒアを本格的にサード育成していく場合、消去法でセカンドに行きつく
- 2019年シーズンでもセカンド出場の実績がある
対抗
田中 広輔 #2
1989年7月3日(30歳) 右投左打
選定理由
- 小園の台頭で首脳陣からコンバートを勧められる可能性あり
- 出場機会とショートへのこだわりを天秤にかけ、出場機会を優先したケースを想定
- ルーキーイヤーの2014年にセカンドでの出場経験あり
- ショート専門の選手でポジションへのこだわりが強い面があるため、可能性はやや低い
- 小技への対応などを見ると意外に不器用なので、ショートと逆の動きになるセカンドは不向きの可能性あり
※青文字はマイナスポイント
穴
三好 匠 #35
1993年6月7日(26歳) 右投右打
選定理由
- 安部、田中広輔、曽根などのライバルは左打ちなので、左投手相手での出場機会が増える
- 楽天時代はショートの次に出場していたポジション
- トレードで獲得した際、菊池のメジャー移籍を見越してとの一部報道あり
- 打撃面で安部、田中広輔に現状では少し劣る
※青文字はマイナスポイント
大穴
ホセ・ピレラ #未定
1989年11月21日(30歳) 右投右打
選定理由
- メジャーでは主にセカンドとレフトを守っていた
- 攻撃型布陣が流行りつつある(例:DeNAのソト)
- ピレラが獲得できたから、ポスティングシステム容認した可能性(考えすぎ!?)
- メジャーでの、セカンド通算守備率.967と数字上は、あまり上手いとは言えない・・・
まとめ
現時点での候補選手をあげましたが、秋季キャンプ、オフ、春季キャンプ、オープン戦などで見極めていくのだと思います。
数年前とはセンターラインが、大きく変わります。
来シーズンは、転換期の1年となりそうです。
菊池選手は球界を代表するセカンドで、7年連続ゴールデングラブ受賞の名手です。
どの選手が守っても、菊池選手より守備範囲が狭くなることは、受け入れなければならない事実です。
『菊池だったらアウト取れてたのに・・・』
このような言葉は禁句の年にして、良い意味での『脱・菊池』を願っています。
安部選手や田中広輔選手のような実績組。
三好選手、曽根選手、羽月選手のような次世代組。
新加入のピレラ選手。
どの選手が出場しても、その選手なりの活躍でチーム貢献を期待したいです。
『2020年シーズンのセカンドレギュラー争い』
これからも目が離せませんね。

佐々岡監督のチーム方針で、打撃に注力したい旨の談話がありました。
センターラインなので、守備度外視にできないポジションなので、悩ましいところですね・・・
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