こんにちは、鎧谷つかさ(@B5pKUteU1CYpJBM)です。
いまだ開幕の目処が立っていないプロ野球━━
コロナ禍の中、戦後以来、かつてないほどの困難に見舞われています。
まだか、まだかと、はやる気持ちもありますが、
緊急事態宣言が発令されていますし、「プロ野球だけ例外」とはなりませんね
そもそも、どうなったら開幕できるのか
って思いませんか?
開幕の条件が、とっても不明確ですよね
(まぁ未経験な訳ですから、手探り状態なのは理解できますが)
プロ野球にしても、Jリーグにしても、コンサートなどにしても、
最初に興行を再開する団体は、かなり勇気がいると思います。
なぜなら、
仮にその催しで1人でも感染者が発生した時点で、
大騒動になるのが目に見えてますからね・・・
- メディアや社会からのバッシング
- 団体に対するイメージダウン
- 感染経路の特定
- 感染源となった施設の大規模清掃
目先の開幕を急いだばかりに、かえって損失が大きくなることは避けたいでしょう。
では、開幕延期や再開の判断は誰が、どうやって決めているのか?
開幕延期の判断は、
「新型コロナウイルス対策連絡会議」で専門家チームから受けた助言を基に、
12球団代表者会議を開始して、最終決定されているようです。
「新型コロナウイルス対策連絡会議」とは
日本野球機構(NPB)とJリーグが共同で設置した連絡会議です。
「専門家チーム」を置くことで専門的な助言を得ながら、
NPBとJリーグそれぞれの経験や意見を持ち寄って、
新型コロナウイルスの対策を議論する場のことです。
専門家チーム
- 座長:賀来 満夫(かく みつお)氏
東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授、東北大学名誉教授 - 三鴨 廣繁(みかも ひろしげ)氏
愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授 - 舘田 一博(たてだ かずひろ)氏
東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授
専門家チームからの具体的な助言
- 応援は濃厚接触、大声のリスクがある
- スタンドの清掃が重要
- 各人の間隔を2mとる
上記のような助言を加味すると、
このような光景は確実に見れないでしょう・・・
応援の醍醐味が失われて、寂しいです。
応援歌、スクワット、ジェット風船などによる一体感は完全に失われますね。
また、スタジアムでの飲食も禁止になるのではないでしょうか・・・
専門家チーム助言後の開幕目標時系列
会合 | NPB発表日 | 発表内容 | 開幕目標 |
第2回 | 3月9日 | 3月20日の開幕を延期 | 4月中 |
第4回 | 3月23日 | 4月24日の開幕を目指す | 4月24日 |
第5回 | 4月3日 | 4月24日の開幕を断念 | 5月上旬 |
ー | 4月17日 | 交流戦開催を中止 | 6月上旬 |
第6回 | 4月23日 | 開幕日を設定できない | 5月連休明けに再検討 |
落としどころを勝手に予想
無観客による7月末開幕で公式戦90試合
※交流戦とオールスターは中止
※CSは短縮開催
※日本シリーズは通常開催
7月末開幕は、緊急事態宣言が5月末で解除されることが条件になると思います。
そして、社会全体で経済活動への機運が高まっていかなければ難しいでしょう。
7月24日に開幕したとするならば、
11月8日の週に90試合を消化します。
そこから、クライマックスシリーズは短縮開催
ファーストステージは1勝先取
ファイナルステージは3勝先取くらいが妥当でしょう。
無観客試合になると、テレビ放送による放映権が収入の柱になりますから
視聴率を維持するためにも、クライマックスシリーズは是が非でもやりたいでしょう。
スポンサーの絡みもありますので、試合をしなければスポンサー料の返金もあり得ます・・・
まずは、5月末に緊急事態宣言が解除されないと、12球団のチーム練習が再開できません。
普段は、2月から春季キャンプ、3月にはオープン戦で2ヵ月くらいかけて
「プロ仕様」に調整しています。
今シーズンは、平時ではなく緊急時なので、1ヵ月で調整してもらいましょう。
6月中旬から全体練習を再開して、7月末の開幕を目指します。
しかし、ここで2つ問題があります。
1つ目は、いくら無観客とはいえ、大人数での新幹線や飛行機移動が許されるのか
という点です。
選手、監督、コーチ、裏方スタッフを含めると60~70人の大移動になります。
そこは、
「新型コロナウイルス対策連絡会議」で専門家チームから助言を受けながら、
解決方法を見出していくことでしょう。
2つ目は、野球規約で年間120試合(ホーム60試合)以上を消化しなければ、公式記録にならない点です。
もう、いっそのこと、規約変更しません?
- 無観客開催
- 交流戦中止(※決定済み)
- オールスター中止(※シーズン優先でしょう)
- CSの短縮開催
- (規約変更)
いずれにしもて、このあたりは避けられないでしょう。
チケットやスタジアムでの飲食収入が見込めない中で
選手の年俸はどうなるのかなど、
問題は山積みですが、
近年せっかく、プロ野球の人気が高まってきた中、
1シーズン丸々中止にして、ファンの熱が冷めてしまうと
再燃させるのは簡単ではありません。
それに、戦力外の当落線上の選手が、
並々ならぬ思いで、今シーズンに勝負をかけていたにもかかわらず、
戦うことなくして、戦力外通告を受けてしまうなんて不憫でたまりません。
いずれにしても、この記事で僕が述べたかったこと、
無観客でも良いので開幕してください!
以上

いろいろと好き勝手にも言わせてもらいました。
お付き合いありがとうございました。
がんばれプロ野球!!!
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