こんにちは、鎧谷つかさ(@B5pKUteU1CYpJBM)です。
背番号も変わり自分の目標であった支配下になれて、やっとスタートラインに立てた。自分の持ち味である打撃でチームに貢献したい
そう語ったのは広島東洋カープの二俣翔一選手
二俣翔一選手が、晴れて支配下登録されました━━━━
ドラフト会議では、本指名と育成指名の2つに分類されています。
- 本指名選手=支配下登録
- 育成指名選手≠支配下登録
支配下登録選手は結果を残せば1軍の試合に出場できます。
逆を言えば、育成選手はいくら2軍で活躍しても1軍の試合には出場できないのです。
なので、育成指名された選手の第一関門は、間違いなく『支配下選手登録』なのです。
育成選手のモチベーションという観点から考えると、不定期であっても一定数が支配下選手登録されることは喜ばしいことです。
この記事では、以下の3点をまとめています。
- カープが歴代で指名した育成選手一覧
- 支配下登録の確率
- 他球団育成選手事情との比較(2022年11月14日時点)
それでは、一つひとつ確認していきましょう!
育成指名選手一覧
2005年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1巡目 | 中谷翼 | 内野手 | 2007年 |
2006年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1巡目 | 山中達也 | 投手 | なし |
2007年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1巡目 | 山内敬太 | 外野手 | なし |
2008年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 松田翔太 | 投手 | なし |
2009年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 永川光浩 | 投手 | なし |
育成2位 | 中村亘佑 | 捕手 | 2016年 |
2010年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 山野恭介 | 投手 | なし |
育成2位 | 池ノ内亮介 | 投手 | 2014年 |
2011年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 富永一 | 投手 | なし |
育成2位 | 中村真崇 | 外野手 | なし |
育成3位 | 塚田晃平 | 投手 | なし |
育成4位 | 三家和真 | 内野手 | なし※ |
2012年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 辻空 | 投手 | 2016年 |
育成2位 | 森下宗 | 外野手 | なし |
2013年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
指名なし |
2014年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 松浦耕大 | 捕手 | なし |
育成2位 | 木村聡司 | 内野手 | なし |
2015年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
指名なし |
2016年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
指名なし |
2017年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 岡林飛翔 | 投手 | なし |
育成2位 | 藤井黎來 | 投手 | 2020年 |
育成3位 | 佐々木健 | 投手 | なし |
2018年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 大盛穂 | 外野手 | 2020年 |
2019年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 持丸泰輝 | 捕手 | 2022年 |
育成2位 | 木下元秀 | 外野手 | なし |
育成3位 | 畝章真 | 投手 | なし |
2020年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 二俣翔一 | 捕手 | 2022年 |
2021年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 新家颯 | 投手 | なし |
育成2位 | 前川誠太 | 内野手 | なし |
育成3位 | 中村来生 | 投手 | なし |
育成4位 | 坂田怜 | 投手 | なし |
2022年
指名順位 | 選手名 | ポジション | 支配下登録 |
育成1位 | 名原典彦 | 外野手 | なし |
育成2位 | 中村貴浩 | 外野手 | なし |
育成3位 | 辻大雅 | 投手 | なし |
支配下登録確率
カープは過去31人の育成指名を行いました。
その中で、支配下選手登録された選手は8人です。
支配下登録される確率は、『25.8%』です。
※育成再契約後の支配下再登録は除外
※育成契約の外国人選手は除外
約4人に1人が支配下選手登録を勝ち取れた計算になります。
他球団との比較
セリーグ
チーム | 確率 | 育成指名数 | 支配下登録数 | 他球団育成出身 |
巨人 | 26.0% | 104 | 27 | 0 |
阪神 | 41.2% | 17 | 7 | 0 |
中日 | 35.7% | 28 | 10 | 1 |
DeNA | 40.7% | 27 | 11 | 1 |
ヤクルト | 38.1% | 21 | 8 | 0 |
※他球団出身の育成選手は確率に含まず
※ドラフト指名されてない選手は含まず
※2022年11月14日までのデータ
パリーグ
チーム | 確率 | 育成指名数 | 支配下登録数 | 他球団育成出身 |
西武 | 45.5% | 22 | 10 | 0 |
ソフトバンク | 23.0% | 100 | 23 | 0 |
楽天 | 25.7% | 35 | 9 | 0 |
ロッテ | 41.0% | 39 | 16 | 1 |
日本ハム | 21.4% | 14 | 3 | 0 |
オリックス | 30.0% | 40 | 12 | 1 |
※他球団出身の育成選手は確率に含まず
※ドラフト指名されてない選手は含まず
※2022年11月14日までのデータ
まとめ
育成選手であってもスカウトの目に留まったということは、何か秀でている武器を持っていると言えます。
その長所を伸ばして成長すれば、ソフトバンクの千賀投手、甲斐捕手、元巨人の山口哲也投手、松本哲也選手らのように大きく飛躍することも夢ではありません。
ごく一部の超成功例を持ち出すのは、不適切かもしれません。
しかし、シンデレラストーリーを夢見て、努力し続ける育成選手を応援したくなるのは自然なことです。
カープで支配下登録される確率は、『25.8%』
球界全体なら支配下登録される確率は、『28.5%』でした。
※478人の育成指名に対して、136人が支配下登録(2022年11月14日まで)
カープは、他球団と比べると少しばかり厳しめといった印象でしょうか・・・
私たちファンとしては、1人でも多くの育成選手が1軍の舞台で躍動してくれることを願いたいものですね!
今後も育成選手からも目が離せません!!!

育成制度の活用は、3軍を保有しているソフトバンクと巨人が群を抜いています。
カープは量より質で対抗してもらいたいですね。
がんばれカープ!!!
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