戦評
野村とサイスニードの両先発で始まった一戦
初回、野村は1アウト3塁から山田哲にタイムリーを打たれて先制点を献上
3回、ノーアウト1塁3塁で松山が同点タイムリーを放って1-1
坂倉のフォアボールでノーアウト満塁とすると、上本のサードゴロは村上のエラーを誘って勝ち越しに成功
その後、2アウト満塁となり、ピッチャーの野村がライト前に2点タイムリーを放ち4-1
なおも2アウト1塁2塁で堂林がレフトスタンド中段に8号3ランを運んで7-1
打線の勢いは止まらず、野間と西川の連打でサイスニードをノックアウト
続く松山にこの回2本目となるタイムリーを放って8-1
5番の坂倉には14号3ランが飛び出して11ー1
さらに上本もプロ初ホームランとなる1号ソロホームランを記録するなど、打者15人の攻撃で一挙12得点を奪う猛攻を見せた
大量リードで迎えた4回、先発の野村は中村にタイムリーツーベース、代打・内山にライト前タイムリー、塩見に2点タイムリーを浴びて5-12
野村は1アウト1塁2塁のピンチを背負ったところで2番手の島内にマウンドを譲る
その島内も山崎に2点タイムリーツーベースを打たれて7-12
結局、島内も1アウトを取ることができず、森浦にスイッチして火消し
6回、2アウト2塁3塁のチャンスで野間が2点タイムリースリーベースを放ち7-14
続く西川がセンター前タイムリーを放って7-15
3番手以降は森浦ー松本ーターリーーケムナー矢崎と計7投手をつぎ込む継投でゲームセット
球団として、1984年5月30日以来となる38年ぶりに1イニング12得点を奪うなど、記録的猛攻で大勝
4時間17分を要したゲームを15-7で勝利したカープは、連敗を2で止めて3位・阪神には0.5ゲーム差に迫った
記録
上本崇司
3回の第3打席で山本大貴からプロ初ホームランを放った
プロ10年目の苦労人は477打席にしてプロ初ホームランを記録した
ヒーローインタビュー
森浦大輔
4回、1アウト満塁のピンチで登板すると、オスナをダブルプレーに抑えるなどの好投で見事に火消し
1回2/3を投げて無安打無失点に抑える好投で2勝目をマーク
コメント