戦評
現役引退する永川が先発
永川は、先頭の大島に対して全球ストレート勝負でファーストゴロに打ち取る
打者一人の対戦を終えたところで、予定通り大瀬良と交代
後を受けた大瀬良は、京田と福田を打ち取って1回表を無失点に抑える
1回裏、2アウト3塁で長野がタイムリーを放って1点先制
6回、大瀬良が福田にタイムリーを浴びて同点にされる
8回、2アウト満塁から長野が押し出しフォアボールを選んで勝ち越すと、松山もタイムリーで続いて3-1
9回、抑えのフランスアを投入するも、先頭の福田にツーベースを許すとビシエドに同点2ランホームランを浴びて3-3
延長に突入して迎えた10回裏、1アウト満塁のチャンスで會澤がマルティネスからタイムリーを放ってサヨナラ勝ち
10回表に5番手で救援登板したヘルウェグが、来日初勝利を挙げた
カープは、永川の引退試合を球団新記録となるシーズン12度目のサヨナラ勝利で飾った
クライマックスシリーズ進出に王手をかけた
記録
J.ヘルウェグ
10回表、5番手で救援登板し、1/3回を無失点に抑えて来日初勝利を挙げた
永川勝浩 引退セレモニー
試合後、今シーズン限りで引退する永川勝浩の引退セレモニーが行われた
セレモニーは、永川がカープで活躍した17年間のVTRから開始
球団、歴代監督、コーチ、トレーナーの方々、関わってくれた全ての方に対して感謝の言葉を述べた
両親、家族について触れた際に、言葉に詰まって男泣きした
挨拶の後、長年バッテリーを組んだ石原慶幸から花束が手渡された
夫人と2人の娘からも花束が手渡された
次に、チームメート、家族とともに記念撮影
さらに、チームメートから胴上げをされ5度宙に舞う
その後、チームメート、監督、コーチ、裏方さんら一人ひとりと惜別の握手を交わしてから場内を一周し、ファンからも惜しみない拍手と歓声と受けた
最後にベンチ前で待つチームメートらとハイタッチを交わし、深々と一礼をしてグラウンドを去っていった
2008年に記録した年間38セーブは球団最多記録
通算165セーブも球団最多記録
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